鎌倉市の物件は不動産売却しやすい?住みやすさや地価などから検証!

この記事のハイライト

●鎌倉市は情緒があり自然豊かで、交通や買い物にも不便を感じない住みやすい街である

●鎌倉市に住むと数多くの有名スポットに行きやすくなるので、不動産の需要が高いと考えられる

●鎌倉市の地価は上昇しているが、住宅ローンの金利も上昇傾向なので、不動産売却は早めに決断したほうが良い

神奈川県鎌倉市は多くの歴史的建造物が残る情緒あふれる街で、山や海などの自然も豊かなので、住みたい方が多い人気のエリアです。
そこで今回は、鎌倉市の物件が不動産売却しやすいかどうか、「住みやすさ」「有名スポット」「地価」の3点から検証します。
神奈川県鎌倉市や横浜市、湘南エリアなどで不動産売却をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

鎌倉市の物件が不動産売却しやすい理由を住みやすさから検証

鎌倉市は観光地として人気が高いだけではなく、住みやすさを感じられる点が多いことも魅力です。
そのため需要が高く、不動産売却をしやすいと考えられます。
その地域に住みやすさを感じるかどうかには、さまざまなポイントがあるでしょう。
鎌倉市の場合は、とくに「交通の便の良さ」「店舗が充実している」「自然が豊か」の3点が、住みやすさを感じられるポイントだと考えられます。
不動産売却の際はこれらのポイントを今一度確認して、物件のアピールにつなげましょう。

鎌倉市に住みやすさを感じるポイント①交通の便の良さ

鎌倉市の主要駅である鎌倉駅はアクセスするバスの本数が多く、道路が整っているので車による移動も便利です。
ただ、観光客が多いこともあって道路は混雑しやすいため、移動には鉄道を利用すると良いでしょう。
鎌倉駅はJR横須賀線とJR湘南新宿ライン、江ノ島電鉄の3路線が乗り入れており、各所へアクセスしやすい駅です。
JR横須賀線は横浜や東京方面へのアクセスに便利で、横浜までは25分ほど、東京までは55分ほどで到着します。
新宿方面はJR湘南新宿ラインを利用すると、乗り換えせずに1時間ほどで行くことができます。
JR横須賀線やJR湘南新宿ラインを使うと、都心への通勤も問題なくできるでしょう。
また、江ノ島電鉄は鎌倉駅から藤沢駅までを結ぶ鉄道で、長谷や江の島などの観光地へ行く際にも便利です。

鎌倉市に住みやすさを感じるポイント②店舗が充実している

鎌倉市にはおしゃれな雑貨店や多彩なジャンルの飲食店をはじめ、普段の買い物に使えるお店までさまざまな店舗が充実しています。
小町通りにはたくさんの魅力的な店舗があり、鎌倉市に住むと気軽に訪れることができるでしょう。
鎌倉駅には東急ストア、大船駅には大船ルミネウィングがあり、日常の買い物にも困りません。
シラスやわかめなどの海の幸が豊富で、鎌倉市農協連即売所では色鮮やかな鎌倉野菜を購入できるので、鎌倉ならではの食も楽しめます。

鎌倉市に住みやすさを感じるポイント③自然が豊か

歴史的建造物が有名な鎌倉ですが、山や海などの自然が豊かなことも大きな魅力です。
ハイキングや海へ気軽に行くことができ、公園も数多くあるので、不動産売却の際はファミリー層にも住みやすさをアピールしやすいでしょう。
犯罪発生率が神奈川県の平均より低く、治安が良いといわれているので、安心して子育てができると考えられます。
また、気候が温暖で寒さや暑さがそれほど厳しくないことも、住みやすさにつながるポイントです。

鎌倉市の物件が不動産売却しやすい理由を有名スポットから検証

鎌倉市の物件が不動産売却しやすい理由を有名スポットから検証

先述した住みやすさにくわえて、鎌倉市にある数々の有名スポットへ行きやすくなることも、不動産売却の際のアピールポイントになるでしょう。
有名スポットのうち3か所をピックアップして、それぞれの特徴や魅力をまとめたので、参考にしてください。

鎌倉市にある有名スポット①鶴岡八幡宮

「応神天皇」「神功皇后」「比売神」の三柱の神様を御祭神としている鶴岡八幡宮は、古くから源氏の氏神とされています。
鎌倉時代には武家社会の護り神として崇敬されていた鶴岡八幡宮には、勝負運や出世運などのさまざまなご利益があるといわれています。
人気の高い流鏑馬(やぶさめ)などの催しも多く、年始は初詣でにぎわうことでも有名なスポットです。
不動産売却の際は鶴岡八幡宮の近くに住めることを伝えると、効果が期待できるかもしれません。

鶴岡八幡宮

  • 所在地:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
  • 開門時間:10月~3月は6時~21時、4月~9月は5時~21時
  • アクセス方法:JR横須賀線・JR湘南新宿ライン「鎌倉駅」東口より徒歩10分
  • 駐車場:あり(普通車40台、大型車10台)

鎌倉市にある有名スポット②長谷寺

長谷寺の正式名称は「海光山慈照院長谷寺」といい、開創は奈良時代である736年と伝えられています。
とくに有名なのは6月に見ごろを迎えるアジサイで、40種類2,500株の花が咲き誇り、多くの方が訪れます。
鎌倉の海や街が一望できる見晴台があることも、長谷寺の魅力の1つです。

長谷寺

  • 所在地:神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
  • 拝観受付時間:通常期間は8時〜16時30分(閉山17時)、延長期間(4月~6月)は8時〜17時(閉山17時30分)
  • アクセス方法:江ノ島電鉄「長谷駅」より徒歩5分
  • 駐車場:あり(普通車30台、バス4台)

鎌倉市にある有名スポット③鎌倉大仏殿高徳院

鎌倉大仏で知られる有名スポットの高徳院は、法然上人を開祖とする浄土宗の仏教寺院です。
国宝に指定されている鎌倉大仏は、総高が台座を含めて13.35mの見ごたえある仏像です。
1252年に造立が開始されたといわれる鎌倉大仏には鎌倉期らしい特徴があり、その迫力ある姿を見学するために多くの方が訪れます。

鎌倉大仏殿高徳院

  • 所在地:神奈川県鎌倉市長谷4-2-28
  • 開門時間:4月〜9月は8時〜17時30分、10月〜3月は8時〜17時
  • アクセス方法:江ノ島電鉄「長谷駅」より徒歩約7分
  • 駐車場:障がい者用駐車場のみ(1台、予約制)

鎌倉市の物件が不動産売却しやすい理由を地価から検証

鎌倉市にはたくさんの魅力があるので、住みたいと思っている方が多く、不動産売却がしやすいと考えられます。
ただ、不動産売却にあたっては、「どのくらいの売却価格になるか」も知っておきたい点でしょう。
売却価格の目安を知りたいときは、地価の動向が参考になります。
2022年現在の鎌倉市の地価は、以下のとおりです。

  • 地価総平均:25万8,501円/㎡
  • 坪単価:85万4,549円/坪
  • 変動率:0.74%上昇

※上記の数字は、鎌倉市の公示地価と基準地価の総平均を記載しております。
※参考://tochidai.info/kanagawa/kamakura/
鎌倉市の地価は2014年から上昇が続いていましたが、2021年は0.8%下落しました。
2022年の地価は上昇に転じていますが、今後再び下落する可能性もあるでしょう。
そのため、不動産売却は早めに進めたほうが良いと考えられます。
さらに、最近は住宅ローンの金利が上昇していることも、不動産売却を急いだほうが良い理由です。
住宅ローンの金利が1%上がると、返済期間35年の住宅ローンの返済額は15~20%ほど増えるといわれています。
返済の負担が増えると不動産を購入する方が減り、売り出しても買主がなかなか見つからないかもしれません。
今後さらに金利が上昇する可能性もあるので、その前に売却を決断したほうが良いでしょう。

まとめ

鎌倉市には多くの魅力があるため、不動産の需要が高く、早期の売却が見込めると考えられます。
地価が上昇傾向なので、希望価格で売却できる可能性もあるでしょう。
私たち「湘浜不動産株式会社」は神奈川県鎌倉市を中心に、横浜市や湘南エリアなどで不動産売却をサポートしておりますので、お気軽にお問い合わせください。